痩身&脂肪吸引 コラム
2016年4月26日更新
半袖の季節、二の腕を細くする!
ダイエットをしてもなかなか効果が出ないのが、二の腕。半袖の季節を目前に、今のうちになんとかしたいものです。そこで前回の背中のハミ肉攻略と同様、まず太くなる原因を知り、細くするための3つのトライをお届けします。

二の腕はなぜ太くなる?
前回の背中のハミ肉もそうですが、カラダ全体が太ってくれば、二の腕だって太くなります。けれど二の腕の場合、体幹部や脚はほっそりしているという人も意外と多い。その理由は、二の腕特有ともいえる太りやすさがありました。
原因1 脂肪がつきやすく皮膚もたるみやすい
二の腕には、「上腕二頭筋」「上腕三頭筋」の2つの筋肉があります。

上腕二頭筋:二の腕の内側、力こぶができるところにある。重い物をもったり運んだり、何かを引っ張ったりするときなど普段の生活でよく使われる。
上腕三頭筋:二の腕の外側にある。高い物を取ったり、物を押し出す時に使われ、普段の生活ではあまり使われない。
二の腕が太い悩みで多いのが、外側から垂れ下がったぷるぷるとした状態。普段あまり使われず鍛えられていない上腕二頭筋は、脂肪がつきやすく皮膚もたるみやすいのです。また、特に二の腕の脂肪は20代以降につきやすくなり、皮膚も年齢とともにたるんでいくので、どんどん太くなるといわれています。
原因2 リンパとセルライト
前回の背中のハミ肉でも紹介しましたが、リンパの流れが悪いと二の腕にも脂肪がつきやすくなります。セルライトは脂肪が老廃物と絡み合って凸凹になったものですが、これにもリンパの流れの悪さが大きく関係しています。セルライトがあるとますます脂肪が蓄積しやすくなるのですが、普段使われない上腕三頭筋はセルライトも溜まりやすく、どんどん二の腕を太くしていくことになってしまうのです。そしてセルライトができると、なかなか痩せないという状態になってしまいます。
Try1. 二の腕を狙ったエクササイズ
たるみを解消し、脂肪も落とす。それには腕をねじるエクササイズが効果的です。
- 両手を広げて立つ。
- 腕を外側にゆっくりとねじる。
- 腕を内側にゆっくりとねじる。
外側・内側を1セットにして、10回程度繰り返す。慣れてきたら、回数を増やし、1日2〜3回続けましょう。
もちろん、腕立て伏せやダンベル運動も効果的。女性はよく「ムキムキになるのでは?」と筋トレを敬遠しがちですが、かなりハードなトレーニンをしないとそうはならないので、ぜひ二の腕の筋トレを習慣にしてみてください。
Try2. リンパマッサージ
できてしまったセルライトをなくすのはなかなか難しいですが、せめてこれ以上増やさないようリンパの流れをよくしましょう。
- ウォーミングアップに、肩をゆっくり回す。
*脇の下にある大きなリンパをほぐします。 - 指先から脇に向かって、円を描くように軽くマッサージ。
*マッサージする腕を肩と水平に上げておくと尚効果的。
セルライトを少しでも減らしたいなら、二の腕部分はやや強めに。セルライトをつぶすような感覚で、もんだり押し上げたりしてください。
Try3. 二の腕に一押し施術!
太くなりやすく、なかなか細くならない二の腕。エクササイズやマッサージを続けて効果があまり感じられなかったら、ぜひ検討してほしいのが、脂肪溶解注射(イタリアン・メソシェイプ)。美容外科での部分痩せ治療には多くの種類がありますが、その特徴から、特に二の腕にお勧めなのです。
イタリアン・メソシェイプ
- 脂肪層に薬剤を注入して、脂肪を溶解。
- リンパの流れもよくして、溶解された脂肪をスムーズに排出。
- セルライトへの効果もあり。
- 脂肪細胞から減らせるので、リバウンドの心配が少ない。
- 自然なダイエットをしたように、徐々に効果が現れる。