Dr.高須幹弥の痩身講座

2016年7月26日更新

広範囲の脂肪吸引で、全身麻酔を使用している理由は?

脂肪吸引の治療希望の患者様のカウンセリングでよくある、以下の質問にお答えします。

  • おなかと背中、ふとももの脂肪吸引をしますが、全身麻酔でやってくれますか?
  • 手術の時はどんな麻酔をかけられますか?
  • 硬膜外麻酔で手術してくれますか?


高須幹弥 医師

高須クリニックでは、広範囲の脂肪吸引は、硬膜外麻酔ではなく全身麻酔で行っております。

全身麻酔で行う手術は、麻酔の専門医が患者様につきっきりで麻酔をかけ、担当の外科医は手術だけに専念するという、最も安全な形をとっています。また、酸素マスクを口にあて、酸素を吸入しながら点滴で全身に麻酔薬を流すという最新式の全身麻酔を行っているため、安全性も高く、患者様への負担も少なくてすみます。術後は、麻酔を切ってから5~10分程度で目が覚め、2~3時間後には歩いて帰ることができます。

全身麻酔のメリット

  • 2人の医師がそれぞれ自分の仕事に専念できるため、安全性が高く、仕上がりもいい
  • 痛みを感じるのは、全身麻酔の点滴を刺すときだけ
  • 眠っている間に手術が終わり、その後も短時間で帰ることができる
  • 手術中は完全に眠ってしまっているので、痛い思いや怖い思いをする事がない

全身麻酔のデメリット

  • 外科医だけでなく、麻酔科医もいないと手術が行えないため、手術のスケジュールが限定される
  • 麻酔科医の人件費が発生するため、経費が余分にかかり、クリニックの利益が減ったり、患者様に経済的負担が増えることがある

他のクリニックでは、硬膜外麻酔という方法で手術をしているところもあります。硬膜外麻酔とは、まず背中から太い針を刺し、脊椎の間を貫き、脊髄の数ミリ手前の硬膜外腔というところに管を留置します。その管から麻酔薬を流し、身体の一部に限定的に広範囲麻酔をかける方法です。硬膜外麻酔だけでは、眠らせる事はできないので、意識がある状態で手術を行います。

硬膜外麻酔のメリット

  • 外科医一人で麻酔と手術をたんとうするので、手術日が比較的限定されない
  • 麻酔科医を雇う必要がないので、クリニックの利益が増えたり、患者様の経済的負担が減る

硬膜外麻酔のデメリット

  • 外科医が一人で麻酔と手術を担当するため、麻酔の事故が起こりやすかったり、麻酔を気にして手術で100%の力を発揮できない
  • 硬膜外麻酔に慣れていない医師だと、硬膜外に針を刺す際、脊髄まで傷つけてしまい麻痺を残してしまうことがある
  • 硬膜外麻酔は効きすぎると、呼吸を止めてしまうこともある
  • 硬膜外麻酔の効きが不十分だと、手術中に痛みを感じることがある
  • 手術中に意識がある状態なので、痛みはなくても手術部位をいじられている感覚や音が聞こえたりして、恐怖感がある
  • 静脈麻酔を併用する事で、意識をなくす事もできるが、呼吸が止まるなどのトラブルも多くなる

このように、全身麻酔と硬膜外麻酔では、それぞれ一長一短があります。硬膜外麻酔が悪いという訳ではありませんが、1000件に1件の割合で何らかの事故が起こるというデータもありますので、安全性が高く、患者様の負担が少ない全身麻酔で手術を行っています

また、クリニックによっては、全身麻酔といっても外科医が全身麻酔をかけ、麻酔管理をしながら同時に手術をするところもあり、この場合、手術リスクは高くなります。高須クリニックでは、開院以来、麻酔の事故は1件も起きていません。

このコラムのポイント

  • 全身麻酔と硬膜外麻酔にはそれぞれメリット・デメリットがある
  • 専門医2人体制の全身麻酔が一番安全性が高く、患者への負担が少ない

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