Dr.高須幹弥の痩身講座

2016年12月12日更新

ライザップVS脂肪吸引 どちらが効果的?

短期間で体重を落とすライザップと、脂肪吸引、どちらが効果があるのか?という女性からの相談です。どちらも痩せるという点では同じですが、一概に脂肪吸引=痩せる、というわけでもありません。


高須幹弥 医師

――34歳女性の方からのご質問です。「私は長年ダイエットを続けていますが食べなくても太る体質であるため、なかなか思い通りに痩せることができません。また仕事が忙しいせいで、運動することもできません。お金がかかってもいいので確実に痩せる方法で痩せたいです。今のところ、100万円くらいの予算で考えているのですが、その場合ライザップに行くのと脂肪吸引するのとではどちらが効果的ですか?また、それ以外で効果的な治療があったら教えていただきたいです」とのことです。

Dr.高須幹弥:食べなくても太る体質、という人はいません。この人は食べ過ぎている、つまり、消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが多いから太っているんだと思います。仕事が忙しくて運動する時間がないともおっしゃってますが、それもあり得ないですね。僕も相当忙しいけれど、ジムに週2くらいで通って、自宅でも筋トレとかをやっています。どれだけ忙しくても、移動時間に早歩きしたり、筋トレをしたりと、運動は必ずできます。

――ただのなまけもの、ということですね。

Dr.高須幹弥:脂肪吸引とライザップ、どちらが効果があるかという話ですが、時と場合によるので、どちらがいいとは一概には言えないですね。どちらにもそれぞれメリットはありますから。簡単な運動や、自宅でも筋トレ、食事制限も自分で管理できる人は、わざわざライザップ行かなくてもいい。でも、それができない人は、ライザップに行けばいいと思いますね。

ライザップのいいところは、「パーソナルトレーニング」と徹底した管理です。筋力トレーニングもしつつ、有酸素運動もしているし、食事のとり方は徹底的に炭水化物をカットする。食事と運動指導を徹底的に管理してくれれば必ず痩せることができます。筋トレも指導してくれるから、そこそこバランスのいいプロポーションの整った体型になれると思いますね。ただ、デメリットもあります。

――デメリットというと?

Dr.高須幹弥:炭水化物を徹底的にカットして、カロリ-をタンパク質と脂質だけでとるわけだから、ちょっと口臭がするとか、ニキビができやすくなるとか、弊害もあるとは思います。ずっと続けていれば、血管が詰まりやすくなったりすることもあるし、大腸がんとか乳がんとかのリスクもあります。短期的にやるのであればいいと思いますけどね。

――なるほど。長期間の糖質オフは危険なんですね。

Dr.高須幹弥:一方、脂肪吸引と言うのは、美容整形の手術です。基本的にダイエット目的でやるわけではなくて、どうしても落ちない脂肪のところだけきれいに取る手術です。余分な皮下脂肪があるところに細い管を入れて、陰圧をかけて皮下脂肪を吸い取ってしまうというものですね。脂肪吸引をすれば、必ず施術した箇所の脂肪はなくなり、やっただけ痩せます。ただそれは、健康になるものではないですよね。脂肪をとってプロポーションを整えることはできるけれど、内臓脂肪や、霜降り状になっている筋肉の中の脂肪も取れないから、すごく細くはなりません。

たとえば、100キロを超えたようなすごい肥満の人が、脂肪吸引だけで痩せようっていうのは現実的ではありません。一度にたくさんとるとすると危険だから、3~4回くらいに分けないといけない。となると、取る量にもよるけど、300万、400万とかかかっちゃうこともあるので、ちょっともったいないというのはありますね。

――脂肪吸引は痩せるけれども、太っていればその分お金もかかるんですね。

Dr.高須幹弥:よく脂肪吸引について、「脂肪吸引すればすごく細くなれる」「リバウンドもない」と思っている人がいますが、だからといっていくら食べてもいいというわけではないです。たしかに、脂肪吸引はリバンドがないですし、ずっと同じ体重維持していれば、ずっときれいなプロポーションでいられます。しかし、脂肪吸引後、摂取カロリーのほうが消費カロリーより多ければ、必ず身体のどこかにあまったエネルギーを蓄積させようとして、脂肪吸引していないところの脂肪が肥大し、脂肪がついて太ってしまいます。

だいたい脂肪吸引は一度にたくさん取っても多くて2リッター、ものすごく多くて3リッターくらいしかとれません。そんなたくさん取ると、皮膚の表面がぼこぼこになるし、命の危険もありますから。

――脂肪吸引といっても、いらない脂肪を一気に取るわけではないんですね。

Dr.高須幹弥:一番いいのは、頑張って自分を律してダイエットしたけれど、どうしても落ち切らない脂肪のとこだけ、脂肪吸引なり脂肪溶解注射するって言うのが合理的で経済的です。

アメリカの若い女性は、背が高くて、足も細くて長い。日本人が隣に並ぶと、足が短くてすごく太く見えてしまう。これは民族的なものもありますが、日本人の8割は、頑張ってダイエットして、平均体重や平均以下の体重になっても、お尻や太ももなどの下半身の脂肪は残ってしまう人が多いんです。しかも、上半身から痩せていくので、胸は小さくなってしまう。だから、太ももの脂肪吸引をして、バストに脂肪注入するっていうのはきれいなプロポーション保つという点では最強の手術ですよね。どうしても落ち切れない足の脂肪をとって、落ちてしまったところ(胸)に脂肪を注入して膨らませるから、胸は大きくなって足は細くなります。まさに、日本人にうってつけの手術です。

――頑張ってダイエットしたけれども、落ちなかった部分やせには脂肪吸引や脂肪溶解注射がいいってことですね。

Dr.高須幹弥:はい、そうですね、なるべく自分でダイエットを頑張って、どうしても落ちないところだけ吸引なり注射で脂肪を落として、きれいなプロポーションを保つのが一番合理的で経済的で安くすみます。

――幹弥先生、本日はどうもありがとうございました。

Dr.高須幹弥:はい、ありがとうございました。

まとめ

  1. ライザップは筋力トレーニング、有酸素運動、食事は徹底的に炭水化物をカット。筋トレも指導するので痩せるがカロリ-をタンパク質と脂質だけでとるのでずっと続けていれば、血管が詰まりやすくなるなどの弊害もある。短期的にやるのであればOK。
  2. 脂肪吸引は、どうしても落ちない脂肪だけをきれいに取る手術。脂肪吸引をすれば、必ず施術した箇所の脂肪はなくなり、やっただけ痩せる。
  3. 一番いいのはダイエットしたけれど、どうしても落ち切らない脂肪のとこだけ、脂肪吸引なり脂肪溶解注射するのが理想的。

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