Dr.高須幹弥の痩身講座

2017年3月24日更新

美容整形で、担当の医師がもしも他院の悪口を言っていたら…手術を受ける?受けない?

他人の悪口を聞いて、良い気持ちになる人はあまりいないでしょう。美容整形を受けようと病院に行ったとき、カウンセリングで担当の医師がほかの病院の悪口ばかり言っていたら、どう思うでしょうか?その医師を信頼して、手術を受けることができますか?今回はそんなお悩みにお答えします。


高須幹弥 医師

――本日は20代の女性の方からのご質問です。
「私は以前に、高須クリニックではない大手のクリニックで美容整形手術を受けたのですが失敗されてしまいました。そのため、先日別のクリニックに、修正のカウンセリングを受けにいきました。すると、そこの先生が『これはひどい手術だなあ。完全に失敗だよ。あそこのクリニックは素人集団で、本当に手術が下手くそなんだよ。こんな症例がたくさん回ってきて、私はいつもその修正ばかりしているんだよ』と、こちらが聞いてもいないのに、私が前に手術を受けた病院の悪口をペラペラとしゃべっていました。美容整形外科の先生は、こんなにも他院の悪口を言うものなのでしょうか?先生はこの医者をどう思いますか?」ということですが、先生、いかがでしょうか?

Dr.高須幹弥:詳細はわかりませんが、よその病院の悪口をベラベラしゃべる医師を、僕はあまり好きではないですし、あまり上手な医者ではない可能性が高いですね。よその美容整形外科で行った手術の修正にきた患者さんがいた場合、僕だったらどうするかというと、まずは患者さんに、どこが気に入らないのかと、どうしたいのかについて質問をします。その上で、現状の解説と改善方法について説明をします。そうしたことを論理的に説明して、納得してもらえればよいだけで、悪口を言う必要なんてないですよね。それを言って何かの得になるとも思えません。
おそらくその先生が必要以上に他院の悪口を言ったのは、前の手術を担当した先生がすごく下手なんだというのを強調することで、僕はうまいんだよ、自分はすごいんだよということを言いたかったのだと思いますが、本人に自信があれば、そんなことを言う必要はないですよね。

――そうですね。

Dr.高須幹弥:ただ、学会や美容整形外科医同士の食事会に行くと、他のクリニックの悪口を言うというのは、よくあることなんです。

――あら、そうなんですか?

Dr.高須幹弥:そう、「大手チェーンのクリニックからね、失敗症例ばっかり回ってきて、いつも修正してるんだよ。どこどこクリニックのなんたらって医者は本当下手くそでさ」なんていう話をよくするんです。結局、「よその失敗の修正をして回復させてるんだから、自分はうまいんだ」というのをアピールしたいだけだと思うんですけど。
ところが、いろいろ観察していると、本当に名医で人間的にも優れている先生は、絶対に他院の悪口を言わないんです。「どこどこクリニックの修正が少し多いですかね」とか、事実だけをサラッと話すことはあるけれど、「大変なんだよ」などと自慢気にしゃべることは絶対にありません。他院の悪口を言ったり、自慢したりする人は、あまり上手じゃない人や成長段階にある青二才の先生が多いと思います。
中には、ただ口が悪いだけで腕のいい先生もいるにはいるけれど、割合としては低いですね。

――なるほど。

Dr.高須幹弥:ということで、僕は美容整形外科医の集まりや食事会のほか、通常の診察室でも他院の悪口は絶対に言わないようにしています。
でもね、僕も美容整形外科医になりたての20代の頃は、他院の悪口を言ってしまうことがありました。

――先生にもそんな時代があったんですか?

Dr.高須幹弥:ありましたね(笑)。やっぱりね、ほかのクリニックで手術がうまくいかなかった人が、修正目的で僕のところへ来て、それがうまくいくと、患者さんからすごく感謝されるんですよ。「どこどこでは失敗されたけれど、先生にやってもらって良かった」って言われるとね、うれしいんです。そうなると自慢したくなりますよね。「どこどこの失敗症例やって、うまくやったよ」と、つい言いたくなってしまいます。そう言うことで、間接的に「僕はその前の医者よりうまいんだよ」と自慢したいわけです。僕も20代~30代前半くらいまでは、そんなことを言っている時代がありました。
でも、ある程度、熟練して全体が見えてくると、自然と他院の悪口を言うことはなくなりました。だから僕個人の意見としては、他院の悪口をやたら言う人は医師としても人間的にも成熟していな人じゃないかなと思います。ご相談者さんも、この先生の手術を受けるのは避けたほうがいいかもしれませんね。

――なるほど、他院の批判をするような先生に出会ったら、手術を受けるかどうかは慎重に選んだほうがいいということですね。

Dr.高須幹弥:そう思います。本当にいいお医者さんは他院の悪口を言わないですよね。心が広いですから。やっぱり、人の悪口って聞くほうもあまり気分が良くないですしね。

――そうですね。カウンセリングをしてくれた先生が悪口ばかり言っていると、不安になりますね。

Dr.高須幹弥:よその医師の悪口を言うってことは、実は患者の悪口も言っているんじゃないかなと思えて、嫌ですよね。結局、自分に自信がなくて、「自分はすごいんだ」ってのをアピールしたいだけのように感じてしまうでしょう。

――たしかにそうですね。幹弥先生、本日もありがとうございました。

Dr.高須幹弥:はい、ありがとうございました。またよろしくお願いします。

まとめ

  1. よその病院の悪口をベラベラしゃべる医師はあまり上手な医者ではない可能性が高い。良い医師なら手術の修正にきた患者さんに現状の解説と改善方法について説明する。
  2. 他院の悪口をやたら言うのは医師としても人間的にも成熟していない証拠。こういう医師の手術を受けるのは避けたほうがいい。
  3. 自分に自信がなくて、「自分はすごいんだ」というのをアピールしたいだけ。

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